寺田寅彦

   
 
 
寺田寅彦(1878~1935) 物理学者・文学者(高知市)
 
明治29年熊本の五高に入学し、そこで夏目漱石に出会い正岡子規等との文学的交遊が始まる。爾来物理学者としての本業を外に吉村冬彦の筆名による文学、薮柑子等の俳名によるホトトギス同人として不滅の文名を残した。明治37年東大講師となり、41年理学博士、ついで独仏英に留学し帰朝後教授となる。彼の物理学の対象は極めて広く日常の諸現象に何等かの法則を見出そうとするところに特徴がある。文学の外絵画、音楽、映画批評等極めて多芸な人であった。門下には藤原咲平、中谷宇吉郎、宇田道隆等英才が多い。“天才は忘れた頃にやって来る”という語録は誰でも知っている。
 
(揮毫 元日本海洋学会長理博 宇田道隆)
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