野中兼山

   
野中兼山(1615~1663) 藩制政治家(高知市)
 
祖母は山内一豊の妹、若くして奉行職につき、在職30年、その間藩政を掌握し、彼の理想実現のために民生を休養さすことを知らなかった。遂に藩主一族、重臣等の反感をかい失脚するが、その在職中に残した偉業は近世史上他に類を見ない。用水路建設による新田の開発、これによって造成された新田を知行地に約束して、長宗我部の遺臣を懐柔し、これを郷土に取り立てたことは、みごとである。また在地学者谷時中を起用して南学を再興し、自らもこれを実践した。この語録は少し長いが兼山らしい考え方である。“用にも立たずぶらぶらとs長生きして犬の年よるように老いたるは人間にて候わんや、我は人間とは存ぜず。早く功業をなしなば早く死すとも是は人間の甲斐ありと云うべし。
 
(揮毫 作家 田岡 典夫)
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