安芸盛

   
 
 
安芸盛(1896~1944) 社会運動家(高知市)
 
戦国の武将、安芸国虎の裔と言われる。小卒後印刷工となって大阪に行き、加賀豊彦の門下に入り、のち荒畑寒村の教えをうけ、或は大阪印刷工組合を組織し、鈴木文治の友愛会と合して日本労働総同盟を作りその幹部となる。1926(昭和1)住友別子銅山争議に於て大矢省三と共に下獄(10ヶ月)その間、日本労農党が結成され安芸は獄中よりこれに参加し幹部となる。昭和3年以降高知県の社会運動は概ね彼の指導をうけた。満州事変以後彼の思想が国家社会主義に転向したことを批判されるが、彼の残した足跡は日本労働運動史上に大きい。彼は常に、一身を捨てることによって大衆を活かし己も成仏することを信念とした。よって彼の最も好んだ語『捨身成佛』を刻した。
 
(入交好保 書)
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